特番「ゆめぴりか」物語: 2011年8月

2011年 ゆめぴりか物語  青米への願い  中野 公郎さん

2011-08-26 20:07:19

  8月2日に出穂期を迎え、3週間が経ちました。
  花が咲いてからは天気も良かったので、どんどん穂に実が入り、9月中旬の刈り取りに向けて、最後のふんばりどころです。田んぼの水の微妙な調整、カメムシの発生防止に米職人の鋭い目が注がれます。カメムシを発見したら素早く拡散をおさえる手をうたなければなりません。また、1枚の田んぼでも肥料の多いところと少ないところがどうしても出てしまいます。肥料が多すぎると稲が病気に罹りやすくなります。人間といっしょで、栄養を取りすぎるとメタボになって成人病の引き金になるのと同じなのです。田んぼの状態の変化にも細心の注意が必要なのです。                    
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         雨の中の稲穂                   太陽の光がぐりそそぐ中の稲穂
 
 米には、白(あかちゃん)、青米(18~19歳の青年期の米)、整粒(1人前の大人に成長した米)の3段階の生育期があります。青年期のいま、「青米をどれだけ立派な大人に育てあげられるか・・」。米職人のウデの見せ所なのです。
  9月7日から15日にかけて、刈り取り調査が行われます。さあ、どれだけ大人になっているか楽しみです。今年は、昼と朝夕の温度差が大きいので、間もなく美味しい「ゆめぴりか」に出会えそうです。
                                      
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2011年 ゆめぴりか物語   白い花がさきました  中野 公郎さん

2011-08-08 13:59:48

 8月2日、米職人中野さんにうれしい贈り物が届きました。
そう、「ゆめぴりか」が出穂期を迎え、白い小さな花を咲かせたのです。この花が受粉して美味しいお米に育ちます。 

                                        
 
 

 

 

 


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                            (中野さんの育苗方法はマット苗 3.3㎡ 90株です。)
 田んぼの風景というと田植えの時期とか黄金色に色づいた穂がたわわに垂れさがるイメージが強いでしょうが、8月のほんの短い間、白い小さな花を咲かせている田んぼの風情もなかなかいいものです。

 さて、この時期、健康で美味しいお米を育てるためには?
 「今金の米づくりは、できるだけ農薬を減らしているのが特徴です。その分、稲たちの些細な変化に気をつけなければなりません。田んぼはみんな同じように見えますが、微妙な違いがあるのです。
 ですから田んぼの全体を見て違いを探し、稲穂をみては違いに気づいてあげる。早期に変化を発見する目が大事なのです。」違いに気づいたら早急に適切に対処をする。また、「米づくりには水の管理がとても大切なのです。寒くなったら水を入れて暖めてやります。人間でいうなら、寒いときにふとんをかけてやるようなものです。水の量と温度、にごりをこまめに見て、住み良い状態を保ってあげると良いお米に育ってくれるのです。」

 順調にいけば、これから45日くらいで収穫のときがきます。「あと少し、気を引き締めてこの子たちを見守っていきます。」米職人の瞳に豊穣の秋が映っているように見えました。

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